東京駅・Viewゴールドラウンジに行ってみた。

東京駅・Viewゴールドラウンジで過ごす極上の90分|猛暑日に選んだ“私だけの小さなオアシス”

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■ 体調限界、でも旅は続く。選んだのは「上質な待ち時間」

先日、三沢空港からJAL便で羽田へ着いた私は、都内で用事を済ませた後、東京駅へ移動しました。その日は気温38°Cの猛暑日。駅構内は観光客や通勤客で混み合い、熱気と湿気がまとわりつきます。外からの熱風と人の波に体力が削られ、長時間の徒歩移動で足は重く、額には汗がにじみっぱなし。このまま普通席の待合室で過ごすのは正直つらい…。そんな思いから、帰路をグリーン車に変更。さらに「どうせなら快適な待ち時間を」と思い出したのが、JALカードSuica CLUB-Aゴールド特典のViewゴールドラウンジでした。


■ Viewゴールドラウンジとは?|利用条件と立地

東京駅改札外、八重洲口すぐの場所にある「Viewゴールドラウンジ」は、特定の条件を満たす人だけが入れる特別な空間です。外の雑踏や猛暑を避け、旅立ち前の時間を静かに過ごせる数少ない場所の一つ。

入室条件(JR東日本公式)

  1. JALカードSuica CLUB-Aゴールド または ビューカード ゴールドを持ち、当日東京駅発の新幹線または特急グリーン車を利用
  2. 当日東京駅発の新幹線グランクラス利用者(カード不要)
  3. 当日「TRAIN SUITE 四季島」利用者(カード不要)
  4. 上記条件を満たす方の同伴者(1人3,300円税込または利用券所持者)※3歳未満無料

ポイント東京駅発であること。到着時や降車後には利用できません。入室時にはカード提示と乗車券(またはチケットレス画面)の両方が必要です。


■ 実際の入室までの流れ

この日は新幹線発車の90分前に八重洲中央口に到着。ラウンジは改札外にあり、八重洲口の喧騒を抜けた先にひっそりと佇んでいます。受付で「JALカードSuica CLUB-Aゴールド」とチケットレス画面を提示すると、「発車90分前からご利用いただけます」と案内され、自動ドアが開きました。中に入った瞬間、外の暑さと騒音が一気に遮断され、冷房の涼しさと落ち着いた空気が体を包みます。静かなBGMだけが耳に入り、ここが東京駅の真ん中とは思えないほどの静寂です。


■ ラウンジの設備・サービス

  • カウンター席・テーブル席(全席コンセント付き)
  • 無料Wi-Fi(安定高速)
  • ドリンク飲み放題(コーヒー・アイスティー・水など)
  • 軽菓子(バタークッキー)
  • おしぼり提供
  • 新聞・雑誌
  • クロークサービス(荷物預かり)

入室時には水とおしぼりが提供され、汗で火照った体を落ち着かせるのにぴったり。夏場は特にうれしいサービスです。


■ 実際の過ごし方(体験談)

私は窓際の2人席に腰を下ろしました。カーテンが閉じられているため外の景色は見えませんが、静けさと涼しさが作業に集中するのに最適な環境を作ります。スタッフの方がメニューを持ってきてくれて、そこでドリンクをオーダーします。冷たいアイスティーを2杯いただき、時折クッキーをつまみながらPCでブログ記事を執筆。周囲も静かに本を読んだり、スマホを操作している人が多く、まるで図書館のような落ち着きがありました。外の猛暑を忘れ、頭が冴えるような感覚——これが、普通の待合室では得られないラウンジの魅力です。

席は広めで、ノートPCを置いても余裕があり、隣席との間隔もゆったり。長時間作業しても窮屈さを感じません。


■ 利用のコツと注意点

  • 発車90分前の入室開始直後が空いていておすすめ
  • スマホやPC充電はカウンター席が便利
  • ドリンク提供は17:30まで
  • 再入室は不可
  • 同伴者料金は3,300円と高めなので一人利用がコスパ良
  • 静かな環境を保つため、通話や大きな声での会話は控えめに
  • 荷物はクロークに預けて身軽に過ごすと快適
  • 利用条件を満たすか事前に確認してから向かうとスムーズ

■ グリーン車との相乗効果

ラウンジでしっかり休憩した後、グリーン車へ。広い座席と深いリクライニング、静かな車内環境が体の疲れを一気に回復させます。発車までに心身を整えることで、その後の移動時間は「ただの移動」ではなく「癒しの時間」に変わります。

例えば、ラウンジでPC作業や読書を済ませ、グリーン車では完全にリラックスモードに切り替えるという使い方もおすすめ。移動中の時間配分が上手くなり、旅の満足度がぐっと上がります。


■ 私がこのカードを発行した理由

JALカード Suica CLUB-A ゴールドカード

私は八戸⇔東京間を新幹線で移動することが多く、往復でおよそ30,000円かかります。 そこで「えきねっと」での予約・チケットレス乗車・決済を JALカード Suica CLUB-A ゴールドカードに一本化。 条件次第でJRE POINTの高還元が狙え、実質的な交通費の節約につながっています。

さらに三沢空港も頻繁に利用しますが、この空港はJALのみ運航。 JRE POINTJALマイルを効率よく貯められる組み合わせを探した結果、 私の使い方にはこのカードが最適でした。日常決済も集約することでポイント/マイルの貯まり方が加速。 たまったマイルは家族で沖縄旅行に、JRE POINTはグランクラスへのアップグレードなどに活用しています。


■ まとめ:東京駅で“休憩ではなく休息”を選ぶなら

東京駅のViewゴールドラウンジは、ただ時間を潰す場所ではなく、「旅の質を上げる場所」です。猛暑や疲労が重なる日こそ、その価値は倍増します。JALカードSuica CLUB-Aゴールドやビューゴールドカードをお持ちで、東京駅発のグリーン車を利用する方は、ぜひ一度体験してみてください。わずか90分でも、旅の印象は大きく変わります。

次回は冬の時期に訪れ、温かいコーヒーや紅茶を片手に過ごすのも良さそうです。季節ごとの楽しみ方を知れば、このラウンジは単なる待合室以上の存在になるでしょう。

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