朝4時台にジム通いを続けて変わった3つのこと【1ヶ月実践レポート】
「朝4時台にジムへ行く」——その一言には、ほんの少しの憧れと大量の疑問が詰まっていました。自分には無理、そう思っていたのに、今ではそれが日常になっています。
きっかけは、YouTubeで見かけた“朝活ルーティン”の動画でした。意識が高そうな人が4時台に起きて、筋トレして、仕事して、日中に余裕のある生活をしている。なんとなく「カッコいいな」と思ったことが最初の一歩でした。
でも私は、子育てと本業に追われ、夜は自分の時間がとれません。かといって、家族との時間を削りたくない。だったら、朝しかないじゃん。そうして、私は朝4時に起きる生活を始めました。

- 4:15 起床(Apple Watchの振動アラーム)
- 4:20 水を一杯飲む(体内スイッチON)
- 4:30 ジム到着(車で3分)
- 4:35〜5:30 筋トレ(フリーウェイト中心+有酸素)
- 5:30〜5:50 シャワー&着替え
- 6:00 帰宅・プロテイン&朝食準備
- 6:30 子どもを起こして着替え・食事サポート
- 8:00 保育園に送り、そのまま出勤
■ 音を立てずに起きる方法:Apple Watchの神アラーム
この生活で最大の壁は「家族を起こさずに自分だけ起きる」ことでした。特に小さな子どもやパートナーがいる家庭だと、普通のアラーム音は致命的です。
そこで活躍するのがApple Watch。専用の目覚ましアプリ(おすすめは「Sleep Cycle」や「Vibrating Alarm」)を使えば、振動だけで自分だけを起こすことが可能です。
しかもApple Watchをつけて寝ると、睡眠の質も計測できるので生活管理にも役立ちます。一度この便利さを味わうと、もう普通の目覚ましには戻れません。
■ ジム通いを早朝にすることで得た3つの変化
1. ジムが空いていて、集中力が爆上がり
これは予想以上でした。早朝のジムは「ほぼ貸し切り状態」。マシン待ちゼロ。ストレッチスペースも独占。フリーウェイトも好きな重量で無制限に使える。とにかくストレスがない。
普段のジムでは混雑でメニューを変更せざるを得なかったり、時間をロスすることが多いですが、早朝はまったく違います。自分のルーティンに集中できる環境が整っている。
2. 朝日と静けさに癒やされる
トレーニング後にジムの外に出ると、空が少しずつ明るくなっていきます。特に夏場は5時半ごろから朝焼けが見え、赤く染まった空が美しい。まるで世界がリセットされていくような感覚に包まれます。
静まり返った道を、体を動かした後の爽快感で歩く——これが何とも言えず心地よい。1日の始まりに、自分と向き合う時間ができるのは精神的にも大きいです。
3. 毎朝顔を合わせる仲間ができた
4時台にジムに来る人は限られていて、ほぼ固定メンバーです。最初はお互い無言でしたが、1週間ほどすると「おはようございます」と声をかけ合うようになり、次第に軽い会話もするように。
これがちょっとした励みになります。「自分だけじゃない」という安心感。そして「今日も来てるな、じゃあ自分も頑張ろう」と思えるのです。
■ 継続のカギは“初期のつらさ”を乗り越えること
はっきり言って、最初の1週間はきつかったです。眠いし、寒いし、ベッドから出るのがつらい。でも、これは“通過儀礼”です。2週間経つころには、起きるのが当たり前になります。
私の場合、夜は9時半には布団に入り、スマホを触らないようにしています。寝る前にストレッチをしておくと、睡眠の質も向上。昼間の眠気は、昼休みに10分の仮眠を取ることで対処できます。
■ 朝活生活がもたらした副次的な変化
- 朝食をきちんと食べるようになった
- 間食・夜食が減って体重が落ちた
- 時間の使い方が丁寧になった
- 毎日の満足度が上がった
- 気分の落ち込みが少なくなった
朝を整えることが、人生を整えることにつながる。これは本当でした。
■ きっかけは「真似しただけ」でもいい
そもそも私が朝活を始めたのは、ただの「カッコよさ」への憧れからでした。最初は形だけでもいいんです。やってみると、そこから自分のスタイルが生まれてきます。
完璧じゃなくても、やれる範囲で始めればOK。「起きるだけで勝ち」。そんな気持ちで1ヶ月続けてみた結果、自分でも驚くほど生活が整いました。
■ こんな人に朝4時台のジム通いはおすすめ
- 夜に自分時間を取れない人
- 家族を起こさずに行動したい人
- 生活リズムを整えたい人
- 仕事のパフォーマンスを高めたい人
- Apple Watchを最大限活用したい人
■ まとめ:人生で最も“濃い時間”が、静かな早朝だった
ジムに通い始めた当初は、「早起き=しんどいこと」でした。けれど、習慣化することで「自分にとって最高の時間」になりました。
Apple Watchで静かに起き、貸し切りジムで汗を流し、朝日を浴びながら一日を始める——このルーティンが、私の人生に大きな違いをもたらしました。
何かを変えたいと思ったら、まず1日の最初の1時間を変えてみてください。きっと、その積み重ねが未来を変えてくれます。
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