まずは映像で

公式PVを見れば、その魅力を映像で体感できます。冒頭でタマゴが、かつて使っていた壊れたビーダマンのパーツを新機体に組み込むシーンがあり、
“思い出が新たな一体へと受け継がれる”演出に胸が熱くなります。

あの頃のワクワクが帰ってくる

小学生のころ、毎月欠かさず読んでいた『コロコロコミック』。その中で連載されていたビーダマンの漫画は私の原点だ。
特にOSギアのファイティングフェニックスが誌面に初登場したときの衝撃は、今でもはっきり覚えている。あのメカニカルな造形、 ギミックの説得力、そして「撃つ」という行為そのものの爽快感。発売後すぐお小遣いを握りしめてお店に走り、手に入れてからは 友達と何時間も対戦していた。指に残るテンションや、ビー玉が的に当たったときの音まで、全部が宝物だ。

30年ぶりの復活──迷わず予約

そのファイティングフェニックスが約30年ぶりに復活するというニュースを知った瞬間、ためらいは一切なかった。今回は タカラトミーモール限定での発売。予約受付が始まったと聞いてすぐ、私はコンテナケースセットを予約した。
復活モデルは、当時の存在感を崩さずに、現代の精度と耐久性というアップデートが施されている。ギミックの可動はスムーズに、 OSギアのクリック感やトリガーのレスポンスは安定し、カラーリングやステッカーの雰囲気も「これぞフェニックス」と唸る完成度だ。

映像からは、OSギアの装着ギミックや発射機構の滑らかさ、カラーの深みやステッカーの精度まで伝わってくる。まさに “LEGACYSOUL”の名にふさわしい完成度と言える。

発売情報（現時点把握）

• 発売予定：2026年1月下旬（公式発表・報道ベース）
• 価格：本体単品 3,850円（税込）／コンテナケースセット 6,050円（税込）
• 販売：タカラトミーモール限定中心

幼少期の思い出を再び堪能できる価格帯なのに加えて、今回は収納性も重視してコンテナケースセットを選んだ。
自慢の一体をきれいに保管できるのが大人目線ではうれしいポイントだ。

息子と向き合う未来

届いたら、まずはケースの中でそのまま眺めていたくなるだろう。新品の樹脂の匂い、ピカピカのパーツ、まだ一度も撃っていないOSギアのトリガー。 ただ、その頃には息子も4歳。箱を開ける瞬間から、きっと隣で「ねぇ、早くやろうよ！」と目を輝かせてせがんでくるに違いない。

迷う気持ちはある。コレクションとして飾っておきたい大人の自分と、あの日の私と同じように思い切り撃たせてあげたい父親としての自分。 でも、もし息子と一緒に遊ぶなら、その時間はきっと一生の思い出になる。

ケースから丁寧にパーツを取り出し、ビー玉をカチッと装填する。その音だけで、30年前の夏休みの午後が一気に蘇る。対戦台代わりの段ボール箱を二人で組み立て、 「せーの！」で同時にトリガーを引く。ビー玉が走り、的が倒れた瞬間の笑い声。

そんな時間を過ごせたら、この復活モデルは単なるおもちゃじゃなく、私と息子の“新しい物語の始まり”になるはずだ。

楽天でチェック

ファイティングフェニックス（通常版）

ファイティングフェニックス ＆ コンテナケースセット（私が予約したのはこちら）

まとめ

ファイティングフェニックスの復活は、単なる再販ではない。少年時代の情熱を再び呼び覚まし、そのまま親子で楽しめる未来を想像させる、最高の再演だ。